■ 導入
コンビニの現場は不思議なもので「今日は絶対キツいな…」
と思って構えている日に限って、意外と大きなトラブルもなく終わることがあります。
人手がギリギリ。
新人もいる。
時間帯も一番忙しい。
条件だけ見れば、荒れそうな日。
それでも終わってみると、
「あれ? なんとか回ったな」
そんな日があります。
今日は24年間店長をしてきて気づいた
“忙しいのに店が荒れない日の共通点”について書いてみます。
■ 店が荒れるかどうかは「忙しさ」では決まらない
よく思われがちですが、店が荒れる原因は「忙しさ」そのものではないと思います。
本当の原因は
・誰かがピリつく
・空気が重くなる
この連鎖な気がします。
逆に言えば、忙しくてもこの連鎖が起きなければ、店は意外と静かに回ります。
■ 店長が一番最初に整えるのは「作業」ではない
忙しい時ほど作業を指示したくなります。
「これ先にやろう」
「次はこれ」
もちろん大事でしすが、僕が最初に見るのはスタッフの表情です。
・余裕がなさそうな顔をしていないか
・ミスを引きずっていないか
・無言になっていないか
ここが崩れ始めると、どんなに段取りが良くても店は一気に荒れる気がします。
■ あえて「急がせない」という判断
意外に思われるかもしれませんが、一番忙しい時ほど僕はあえて言葉数を減らします。
急かす言葉をかけない。
もちろん声を荒げない。
必要以上に動かない。
すると不思議なことに、現場の動きが自然と揃ってきます。
スタッフはやはり店長のペースに引っ張られる気がします。
■ 店長が慌てると、全員が慌てる
これは何度も経験してきました。
店長が焦る
↓
スタッフが不安になる
↓
ミスが増える
↓
さらに焦る
完全な悪循環です。
だから僕は「自分だけは崩れない」
これを意識しています。
完璧じゃなくていい。
全部終わらなくてもいい。
まずは無事に回す。
それだけで十分な日もあります。
しかしそう思っても、キチンと時間内にやる作業は終わる物です(笑)
■ 終わったあとに残るもの
そうやって乗り切った日は、
不思議とスタッフの表情も明るい。
「今日はキツかったですね」
「でも、なんとか終わりましたね」
この一言が笑顔でスタッフから自然に出た日は、次のシフトも安定します。
きっと1日1日、この積み重ねなのだと思います。
■ まとめ
忙しい日も店が普段通りな理由は、特別なテクニックではありません。
・まず店長が慌てない
・空気を荒らさない
・人を先に見る
それだけだと思います。
24年やってきて、結局一番効くのは
「店長の落ち着いている背中」のような気がします。
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