居場所

■ 導入

コンビニ店長をしていると「急な欠勤」はどうしても避けられない出来事です。

体調不良、家族の事情。
理由は本当にさまざまで、もちろんどれも責められるものではない。

先日も「飼っているハムスターの具合が悪くて…」
と連絡をしてきたスタッフがいました。 

かなり泣きながら💦

もちろん、返事は一つだけでした。

「分かった。頑張って元気出してね。」

それから2日経った今日は、その子の出勤日でした。

■ 「急な欠勤からの出勤」は、本人がいちばん緊張している

欠勤明けの出勤は性格にもよるだろうけど、本人がいちばん不安を感じていると思います。

・迷惑をかけたと思われていないか
・ウソと思われていないか

この子は特にこちらが思っている以上に色んな気持ちが渦巻いている。

だから僕は特別な声かけはしないけし、ただいつも通り接することだけを意識しました。

「おはよう」
「今日もよろしくね」
これだけでいい。

■ 今日もチキンを売り込んでみたけれど

クリスマスなのでイブに引き続き、チキンの売り込みをしました。

そしてシフトの終わり頃。
この子が、ぽつっと言ってくれた。

■ 「今日が一番楽しかったです」

「店長、今日が一番楽しかったです」

いつもより大変でキツかったはず。それでもそう言ってくれました。

多分その言葉の中には、
・休んでも戻って来られる安心感
・責められない空気
・普通に仕事ができた満足感

そんなものが全部詰まっていたんだと思う。

■ 店長として、何かを「した」わけじゃない

別に僕は特別なことは何もしていない。
叱ったわけでも、励ましたわけでもない。

ただ「ここは戻って来られる場所だよ」
という空気を日頃から作ろうと意識しているだけだ。

それが伝わったなら、これ以上嬉しいことはない。

■ こういう一日が、全部を支えてくれる

忙しい日もある。
しんどい日もある。
正直、心が折れそうになる日もある。
でも「今日が一番楽しかったです」スタッフのこの一言で、全部が報われた気がしました。

店を回すのも仕事。
売上を作るのも仕事。
でもスタッフが安心して働ける場所を作ることも店長の大事な役割なんだと改めて思った一日でした。

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