父の小さなメモ帳

ある日の夕方。
夕飯の支度をしていた嫁が、キッチンの棚に一冊の小さなメモ帳を見つけた。

何気なく開いてみると、そこには父の字でいくつかの書き込みがあった。

「嫁子ちゃんの好きな惣菜」
「ボウズ(僕)が好きなアイス」
「母さんが好きだった花」

嫁「……お義父さん、これ何ですか?」

父「忘れたらいかんけんな。
  母さんも、あの世で“ちゃんと覚えとるな”って笑うやろ(笑)」

その言葉を聞いた瞬間、僕も嫁む胸の奥がじんわりと熱くなった。
いつも面白い事ばかり言うけど、いつも僕たちのことを考え見てくれている(^.^)
 
本当にありがとう。

夜、嫁が小さな紙を手渡した。

「私も書きました。“お義父さんの好きな煮物”」

父は少し照れくさそうに笑いながら、
「そりゃあ、忘れられたら困る事や(笑)」とつぶやいた。

その夜の食卓は、父の好きな煮物が並んだ。

笑い声の中に優しさも混じっていた。


🌸あとがき

父が残したメモ帳。
それは“家族を想う記録”でした。
誰かを想う気持ちは、優しさ連鎖を産み出します(^.^)

僕も嫁もホッコリした気持ちになりました!(“⌒∇⌒”) 

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