僕の母は、13年前に他界しました。
まだ56歳という若さでした。
ずっと一緒に暮らしてきた母──
できることなら、嫁を母に会わせたかったです。
本当に、そう思います。
母の死後、僕は病気の父と2人暮らしでした。
父は高齢で、僕にとっては“世界で一番尊敬する人”。
自分を育ててくれた存在です。
だから、どんなに好きな人ができたとしても、
病気で高齢の父を1人にする選択肢はありませんでした。
だけど──
結婚って、「2人の生活」になることでもあります。
好きな人と、結婚して、夫婦になる。
でも僕は悩みました。
「父を置いて、2人では暮らせない」
そう伝えたとき、相手はどんな反応をするだろう…
もし「え、それ無理」と言われたら…
僕は不安でした。
この子と一緒になりたい。
でも病気の父を置いて家を出ることもできない。
本当に、悩みました(^_^;)
でも彼女は、こう言ってくれたんです(ToT)
「私のこと、そんなふうに思ってたの?」
「貴方のお義父さんと一緒に住みたくないとか、私が言うと思った?
お義父さんのお陰で貴方と出会えたのよ?」
その瞬間、一気に涙が出そうになりました。
“この人しかいない”って思いました。
母に会わせたかった。
でも、母もきっと──
いや、間違いなく喜んで認めてくれたはずです(^.^)
嫁の一言は、僕にとって何よりの宝物になりました(“⌒∇⌒”)
それから、僕たちは「父・僕・嫁」という3人家族になりました。
いろんなことがあるけど、
家の中に笑いが絶えないのは、
あの日の嫁の“ひとこと”があったから。
僕も父も、人生が大きく明るく楽しい日々になりました(ToT)
母さん。
僕はすごくいい人に出会いましたよ。
僕を産んでくれてありがとう(^.^)
今回はいつもと違う内容になりました(笑)💦
コメントを残す